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ささらについて

理事長あいさつ

私が20代の頃、入所施設で働いていた際に出会った一文
──「施設は、社会的に死んだ障害者が肉体的な死を迎える場所」──
に、強い衝撃を受けました。
また、サポートを受けながらも自らの選択と責任において地域で主体的に生活を築いていく
「自立生活運動」からは、大きな刺激と希望を得ました。
「ささら」は、「地域で暮らしたい」という障害当事者の声と、
それに寄り添う支援者たちとの対話の中から生まれました。
以来、私たちは当事者の思いに耳を傾け、
多様性を尊重する支援を一つひとつ積み重ねてきました。

これからも、変わらぬ姿勢で──
すべての人が自分らしく暮らせる地域社会を目指して、歩みを続けてまいります。

理事長 畠山 千春

「ささら」の由来について


「ささら」は645年の大化の改新の頃に生まれ、
主に富山県の五箇山地方の田楽系統の踊りに用いられた古代楽器です。
キレイに並んだ108枚の木片が順次ぶつかり合い音を奏でます。
この木片が一枚でも欠けてしまうと音がならなくなってしまいます。
障がいのある方がたの地域生活も、
ご本人、ご家族、支援者、地域の方々・・・
皆が協力して初めて実現するもので、
1つでも欠けてしまっては実現できないと思います。
~関わる全ての人たちで音を奏でたい~
そのような想いを込めて「ささら」という名前をつけました。


平成15年4月より支援費制度がはじまり、障がい者が事業所やサービスを選択する契約制度になりました。

そんな中、私たちは「それまで自分たちで介助者を選んでいた重度障がい当事者にとって、事業所から派遣されてくる介助者では不安がある」という話を耳にしたのです。
「自分に寄り添って介助をする介助者が必要だ」と。

制度が変わっても自分らしい生活がしたい。
そのような想いの障がい当事者とそれまでその方たちに関わり、これからも同じようにサポートをしていきたいと思う介助者、そして周りにいる協力者の方々によって、「ささら」は立ち上がりました。

そして、新しい法制度に移行しても、その想いは変わりません。 まだまだ歴史が浅く、手探りの部分も多々ありますが、共に障がいのある方たちのサポートをしていきたいと思っています。

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